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【音楽】参加型イベントに変貌を遂げたBEGINの「うたの日コンサート」が大盛況のうちに幕

2015年6月28日

BEGINと秦基博との共演も実現した

BEGINと秦基博との共演も実現した

沖縄・石垣島出身のバンド・BEGINが中心となって開催される野外イベント「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2015 in嘉手納」が、6月27日、沖縄・嘉手納町(かでなちょう)の兼久海浜公園にて開催。主催者の発表によると、観客5,000人がライブを楽しんだ。

「うたの日コンサート」は今年で15回目。第二次世界大戦の沖縄戦において、日本軍の組織的な戦闘が集結した日として沖縄県が記念日に定めている6月23日の「慰霊の日」の翌日、24日を「うたに感謝し、お祝いをする日に」と提唱しているBEGINが中心となって、毎年この時期に開催されている。

15回目となる今年のテーマは、「全員参加で作る“うたの日コンサート”」。これまでの「うたの日コンサート」は、観客に“うた”を楽しんでもらう日を作ってきたが、今年は、新たな取り組みとして、「観客も出演者」というテーマで、観客も“うた”を聴くだけではなく全員参加型の「うたの日コンサート」として開催された。

オープニングMCで早くもBEGINが登場。「15回目を迎えました。おめでとうございます! うたの日コンサートは生き物ですから、常に変わっていくんです。15回目ですけれど、まだ完成していないんです。まだまだうたの日に教えられることもあります」とまずは挨拶。

1_BEGINとMC

そして、「これを毎年続けていくためにどうしていくか? 次の世代にも繋いでいかなければいけないので、この15回目の節目で新たな方向性を見つけていこうと。うたの日コンサートは、皆さんも“参加できるコンサート”になります。これがいろんなフェスとは違うところです。僕らはバックバンドで皆さんがアピールできる場をどんどん作っていきます。そこで思いっきり発散してください」と話した。

トップバッターは、比嘉栄昇も気になって見ていたという沖縄の人気オーディション番組で優勝したボーカルユニット・Sky’s The Limitが登場。バラードもアッパーなナンバーも歌いこなし、オープニングに勢いをつけた。

次に、沖縄とブラジルのかけ橋になるべくして結成された姉妹ユニット・宮城姉妹がキッズダンサーとともに登場。ダイナミックなパフォーマンスを披露した。

うたの日では初となる浪曲師・澤雪絵、ブラジルと沖縄の魂を持つ21世紀の歌姫・メリッサも登場。メリッサは12歳とは思えない伸びと艶のある堂々としたパフォーマンスで会場を魅了し、BEGINもメリッサが歌う「涙そうそう」には驚きを隠せない。

BEGINのメインステージ「マルシャ ショーラ第1部」がスタートすると、ブラジルのカーニバルマーチ「マルシャ」に、八重山の言葉で「~しようよ」の意を持つ「ショーラ」を加えた「マルシャ ショーラ」が奏でられる。打楽器の2拍子リズムが特徴の楽曲で、観客の体も自然と揺れ出す。そこに宮城姉妹や子どもダンサーも合流。曲に合わせた振り付けが徐々に会場全体を巻き込み、暑さをものともせず踊りまくる。

「島人ぬ宝」「国道508号線」や、先日リリースされた新譜『ビギンのマルシャ ショーラ』に収録された新曲「バルーン」も披露され、会場が“熱”を持って1つになったところで、秦基博が登場。

秦は、アコギ1本の弾き語りで「アイ」「鱗」などを披露。熱を持った会場を静かに、そして、心地よくクールダウンしていく。沈みかけの海岸線の太陽も静かに身をひそめる自然の演出も入り、観衆はステージにぐっと引き寄せられる。

MCでは、「学生時代によくBEGINの曲をコピーしていた」とエピソードを披露。今回、秦のリクエストで、BEGINと「恋しくて」のセッションが実現した。「うたの日ということで、『恋しくて』を聴くと、自分がギターを覚えたての頃、“一人でブルースってなんだろう”って考えながら、憧れながら歌っていたのを思い出しました。この日の空気と風が皆さんの思い出というか、すてきな1日の彩りになってくれたらいいなと思います」とコメントした。

その後、イントロを弾いただけで歓声が上がった映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌「ひまわりの約束」で締めくくった。栄昇も秦の歌声を、「魔法をかけられたようだね」と絶賛する。

そして、比嘉栄昇プロデュースで昨年、CDをリリースした沖縄の伝説のハードロックバンド、コンディション・グリーンのボーカリスト・かっちゃんが登壇。ハスキーな声とダンディズムな装いで、洋楽「Stand By Me」「What a Wonderful World」などをカバーした。

会場の様子

本編最後は再びBEGINの「マルシャ ショーラ第2部」へ。今度は、日本と沖縄のスタンダードナンバーをマルシャバージョンで披露。最後は、今回のテーマでもある全員参加のアンコールで、出演者総勢430人がステージに登壇。客席を包むようにして、BEGINの「かりゆしの夜」を熱唱し、思い思いに歌い、踊り続けた。

フラ

フラひき

そして、初の試みとして、ハワイのフラ、沖縄のエイサーのパフォーマンスのほか、沖縄出身のお笑いコンビ・ガレッジセールが登場し、「いちゃりば結(ゆい)大会」も実施。「いちゃりば結」は、沖縄の魅力をオリジナルの歌詞で伝えていく「おきうたプロジェクト」として制作されたもので、先だって行われた「いちゃりば結大会」の予選を通過した優秀者がステージに立ち、それぞれが作った“結うた”を披露して、それぞれの間とオチで会場を沸かせた。

アンコール

最後は大カチャーシー大会となり、約5時間にも及んだコンサートは幕を閉じた。