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首里城復元の歴史を多方面からアプローチ!

2017年7月7日

今年、沖縄・那覇市の首里城公園が復元25周年、一方、沖縄県立博物館・美術館が開館10周年を迎えるにあたり、両施設が連携した特別展「首里城の25年 ~平成の復元~」を開催する。期間は、7月7日(金)~12月6日(水)。

今企画は、2カ所の施設管理を担当する一般財団法人沖縄美ら島財団により実現。

首里城公園および沖縄県立博物館・美術館は、沖縄戦で消失した首里城が復元されてから25周年を迎えたこと、沖縄県立博物館・美術館が開館して10年が経ったこと、この二つの節目を記念して開催される。

特別展では、首里城跡や沖縄県が整備を進める円覚寺跡、中城御殿跡(旧沖縄県立博物館跡)の発掘調査の結果について紹介。また、首里城基金で収集した初公開となる資料や、首里城を中心に生み出された琉球絵画、琉球漆器、染織品の逸品を展示・紹介する。

今回、4つの“初”の試みを実施。首里城復元の根拠資料を使った復元の意義の解説、財団収集の初公開資料を交えた美術工芸各分野の解説、同財団所蔵資料・発掘資料等で判明した新たな知見の解説、常設展区域で特別展示室・首里城と連携した初の企画展示となる。

貴重な文化財から、沖縄や琉球の歴史を感じよう。

「首里城の25年 ~平成の復元~」
首里城公園、沖縄県立博物館・美術館にて開催(各施設の入園料、入館料あり)

【首里城公園】2017年7月7日(金)~12月6日(水)
1.新たな遺宝
2017年7月7日(金)~10月2日(月)
場所:南殿特別展示室
内容:散逸した文化財の収集事業の成果として、初公開となる琉球絵画、尚王家関係資料、陶器などを展示。

2.琉球絵画の世界
2017年7月7日(金)~9月7日(木)
場所:黄金御殿特別展示室
内容:首里王府お抱えの絵師を中心に発展してきた琉球絵画の世界を、これまで首里城で展示した優れた作品のほか、初公開となる作品を紹介。

3.色と糸が語る琉球王国の染織文化
<第1期>
2017年9月8日(金)~9月21日(木)
場所:黄金御殿特別展示室

<第2期>
2017年9月22日(金)~10月5日(木)
場所:黄金御殿特別展示室
内容:琉球王国時代の色彩豊かな染色資料から、青色地と黄色地衣装の「色材(染料・顔料)」と「糸」にスポットを当て、これまでの化学分析・調査研究を通して見えてきた王国の染織文化について紹介。

4.琉球の漆芸文化
2017年10月3日(火)~11月30日(木)
場所:南殿特別展示室
日時:10月6日(金)~12月6日(水)
場所:黄金御殿特別展示室
内容:琉球王国は多様な技法により美しい漆芸品を制作し、国王の調度品、幕府や中国皇帝へ献上品としてきた。この琉球漆器の技を代表する逸品の展示を行う。

【沖縄県立博物館・美術館】2017年7月25日(火)~10月15日(日)
1.描かれた首里・那覇 ~バーズアイから見た琉球~
2017年7月25日(火)~10月9日(月)
場所:常設展歴史部門展示室(1階)
内容:首里・那覇が描かれた屏風、絵画作品の展示を通して、首里城の描かれ方や当時の町の様子などを紹介。

2.平成の復元 首里城の25年と中城御殿・円覚寺三門
2017年9月7日(木)~10月15日(日)
場所:企画展示室(3階)
内容:首里城跡の発掘調査の成果や首里城公園開園にいたるまでの取り組みについて振り返ると共に、周辺施設の中城御殿(なかぐすくうどぅん:旧沖縄県立博物館跡)や円覚寺三門の発掘調査の状況についても紹介。