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竹富島の大豆復興を目指す「星のや竹富島」の若き畑人

2019年2月16日


小山隼人さん

「竹富島の“畑文化”を継承したい!」

沖縄・竹富島のリゾート「星のや竹富島」で働く小山隼人(こやま・はやと)さんは、そんな思いが高じて、ホテルマンでいながら、竹富島の植物に詳しい89歳の長老・前本隆一(まえもと・りゅういち)さんに弟子入りしてしまった。

前本隆一さん

小山さんが現在、前本さんに教わっているのは、「クモーマミ(小浜大豆)」。ある日、前本さんの家で2リットルのペットボトルに入った大豆を発見した小山さんは、「すべての種子が死んでいて、蒔いても育たない」と嘆く前本さんの言葉を聞く。

その後、小山さんは島のおばぁからお祝いの時に作る豆腐の話、近所の人たち総出で作る味噌の話を聞くようになり、自然と、「竹富島に大豆を復興させたい!」という思いを抱くようになったという。

しかし、クモーマミが残っていないか島中を聞いて回ったが、今では作り手もいなくなり、どこにも残っていないことが判明。諦めかけていたところ、石垣島にある沖縄県立八重山農林高校で2011年からクモーマミの栽培を行なっているという情報を得る。

今年、1月28日、同高校から種子を譲り受け、2月2日にホテル敷地内の畑に植え付けを行い、クモーマミの復興に向けて動き出した。

この後は、5月頃に豆を収穫、6月1日(土)の「集落の日」に島の子供たちと一緒に豆腐作りを行う予定になっている。

2012年の開業以来、島民から島の歴史や文化を学びながらリゾート運営を行なっている「星のや竹富島」。昨年は、同じように島で作られなくなってきた栗を1年がかりで育て、島最大の祭り「種子取祭(タナドゥイ)」へ献上した。

今回のクモーマミの出来はもちろん、小山さんの畑人(はるさー)としての未来も楽しみだ。