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星のや竹富島と島民との関係性が見えた「集落の日」密着レポート

2019年6月3日

沖縄・竹富島のリゾート「星のや竹富島」は、6月1日から、7周年を記念して、「集落の日」を開催中。今回、その初日と2日目に密着した。

「集落の日」は、竹富島と施設の共栄共存に欠かせない島民に、日々の感謝を伝えるイベント。7回目を迎える今回は、6月1日から6月9日(日)まで、さまざまな催しが開催される。

「集落の日」のスタートは、今年のメインイベントの1つ「クモーマミ(小浜大豆)の豆腐作り」。

「クモーマミ(小浜大豆)の豆腐作り」

「クモーマミ(小浜大豆)の豆腐作り」

「クモーマミ(小浜大豆)の豆腐作り」

竹富島で絶えていたクモーマミの栽培を復活させた同ホテルの小山隼人(こやま・はやと)氏の指導のもと、12人の島の子たちが、クモーマミと北海道産の大豆を使って、にがりの代わりにアイヤル浜の海水により、豆腐作りを実施した。

「しっかりと固まるかが不安で、昨夜は眠れなかった」という小山氏の心配も杞憂に終わり、クモーマミのものと北海道産の大豆のもの、共にしっかりと固まり、会場となったダイニングは、子供たちの歓声と大人たちの拍手に包まれた。

ちなみに、小山氏は「これまで島の人たちに与えてもらってばかりだったので、何か1つでもお返ししたい」という思いで、今回のクモーマミの復興を思い立った。


小山隼人氏

今回のクモーマミの復興を進める中で、竹富島の文化として、畑や農作物に関する民謡や祭りが多いことから、小山氏は、島民の根っこの部分に「畑への思い」があることに気づく。

そんな島民の思いに何とか応えたいという一心で、小山氏は島の長老である前本隆一氏に弟子入り。今後は、アザヌフキ(アダンの茎)、ウンキョウ(ウイキョウ)、シーショヌパ(シソの葉)、スラシヌフキ(サルカケミカンの茎)、タイヌフキ(竹の茎)、トッシュヌフキ(グアバの茎)、ハテェクバ(キンバイザサ)、マーヤブ(メドハギ)、ンガナヌネ(ホツバワダンの根)の竹富島に伝わる「九品薬(くぬしなひする)」の栽培を目指している。

続いては、「集落の日」のためにシェフが考案したフレンチを島の人たちに振る舞う「島民ランチ」がスタート。

「島民ランチ」

「島民ランチ」

「島民ランチ」

「マグロとホタテのタルタル ビーツとアセロラのソース」の前菜から始まり、ランプ肉を使った「ローストビーフ 田芋のグラタンを添えて」のメイン料理、そして、「パインとイーチョーバーのスープ クワンソウのアクセント」のデザート。「星のや竹富島」の料理のクオリティーを十分に実感できる3品を楽しんだ。

「マグロとホタテのタルタル ビーツとアセロラのソース」

「ローストビーフ 田芋のグラタンを添えて」

「パインとイーチョーバーのスープ クワンソウのアクセント」

ランチが終わると、「ゆんたくラウンジ」に移動し、「島民の唄」と題された民謡ライブが開幕。唄三線と笛のステージに合わせて、聞き手だった島の人たちも沖縄の伝統的な楽器・三板(サンバ)で演奏に参加したり、合いの手を入れたり、さらには、宮古島に伝わる伝統的な踊り・クイチャーを踊ったり、島民と観光客が入り混じる大盛り上がりを見せた。

「島民の唄」

「島民の唄」

「島民の唄」

沖縄の伝統的な楽器・三板(サンバ)

「島民の唄」

引き続き、「ゆんたくラウンジ」では、「手業(てぃわざ)体験」が行われた。宿泊客が、島の民具作りの名人たちに教わりながら、月桃やクバを使った腕輪やコースター作り、竹富島に伝わるミンサー織でしおりやコースター作り、そして、ミニシーサー作りで交流。

ミンサー織

ミンサー織

ミンサー織

「手業(てぃわざ)体験」

「手業(てぃわざ)体験」

「手業(てぃわざ)体験」

コースター作り

コースター作り

ミニシーサー作り

体験メニューを通して、普段はなかなか触れ合う機会のない、島の人と観光客の間に自然と会話が生まれ、時々冗談も交えながら、和やかな時間が流れた。

ほか、「ゆんたくラウンジ」では、日替わりで、竹富島の素朴なおやつ「たけこおばあのさたくんこう(小さいサーターアンダギー)」や、島の民宿「松竹荘」の食堂で毎週木曜日に作られるパンと「星のや竹富島」で作られた芋がコラボした「ふぁぶらのパン」が無料で提供される。

「たけこおばあのさたくんこう」

「たけこおばあのさたくんこう」

「ふぁぶらのパン」

「ふぁぶらのパン」

その後、宿泊客は、ディナーとして、島の食文化とフレンチを融合した「琉球ヌーヴェル」を堪能。「島菜のカプチーノ プロシェット添え」「車海老と玉ねぎのフラン」など8種類のコース料理を楽しんだ。

「琉球ヌーヴェル」

「豚ロース肉のグリエ ジーマミーの香り」

「島菜のカプチーノ プロシェット添え」

「車海老と玉ねぎのフラン」

初日の最後は、再び「ゆんたくラウンジ」にて、「月夜の泡盛カクテル」で締め。スウィーティーな「パッションシークヮーサー」、エキゾチックな「ハイビスカス&ピパーツの葉」を使ったシロップと、石垣島にある蔵元「請福酒造」の泡盛を掛け合わせた新感覚の泡盛で、リゾートの夜を過ごした。

「月夜の泡盛カクテル」

翌日朝は、朝食前に集落にて「朝の静けさ 水牛車散歩」へ。「星のや竹富島」専用の水牛車で約30分集落を回りながら、ガイドによる植物の説明と沖縄民謡「安里屋ユンタ」を満喫。

「朝の静けさ 水牛車散歩」

「朝の静けさ 水牛車散歩」

「朝の静けさ 水牛車散歩」

戻ると、竹富島の文化や食材を大事にした「島人(しまんちゅ)の朝ごはん」に舌鼓。沖縄の伝統的な御三味(ウサンミ<重箱料理>)の和朝食「琉球朝食」、ゆし豆腐のおかゆをメインにした「ゆし豆腐粥朝食」など4つのメニューから好きなものを選択、思い思いに楽しんだ。

「島人(しまんちゅ)の朝ごはん」

「琉球朝食」

「ゆし豆腐粥朝食」

今回、開業して7年目を迎えた「星のや竹富島」のスタッフと、島民ランチや体験メニューの指導で「集落の日」に集った島民とが、笑顔で話しながら“ゆんたく(沖縄の言葉で「おしゃべり」のこと)”をしている姿は、まさしく、「星のや竹富島」が掲げる「地域とホテルとの“共栄共存”」が、いい形で進んでいることを実感させてくれた。

これからも、「星のや竹富島」と島民とで、どんなリゾートを形成していくのか、楽しみだ。