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沖縄戦で看護学徒として動員された白梅学徒を伝えるドキュメンタリー作品

2022年6月5日

(左から)實川結、永井結海、實川加賀美、森田朋依/©Kムーブ

沖縄本土復帰50年記念のドキュメンタリー映画『乙女たちの沖縄戦~白梅学徒の記録〜』が、8月2日(火)から、東京・東京都写真美術館ホールにて上映される。

『乙女たちの沖縄戦~白梅学徒の記録〜』は沖縄戦で看護学徒として動員された、沖縄県立第二高等女学校の4年生56人の生徒から編成された白梅学徒の姿を描く。

白梅学徒はわずか18日間の看護教育を受けただけで八重瀬岳にある第一野戦病院に配属される。負傷した日本兵が次々に運び込まれ、ベッドも足りなくなった結果、多くの兵士は床や通路に寝かされた。負傷兵は治療するよりも腕や足をノコギリで切り落とすしかないことが多く、そんな手術の手伝いをしたのが白梅学徒たちだった。

やがて病院壕にも米軍が迫り、歩けない兵士たちを医師たちが薬で毒殺、学徒たちも米軍の攻撃にさらされて命を散らしていく。

映画では、白梅学徒だった90代の中山きくさんや武村豊さんらの証言を基にドラマ部分を制作。ドキュメンタリーと再現ドラマにより、沖縄戦とは何であったか、多くの日本人が知らない白梅学徒という存在、戦争の悲しさを伝える。

ドキュメンタリーパートは『ドキュメンタリー沖縄戦〜知られざる悲しみの記憶〜』、原発事故の悲劇を描いた劇映画『朝日のあたる家』の太田隆文が監督。ドラマパートは『サクラ花 -桜花最期の特攻-』、『祈り〜幻に長崎を想う刻(とき)』など戦争悲劇を描き続ける松村克哉が監督。ドキュメンタリーパート90分、ドラマパート30分の構成になっている。

沖縄の日本本土復帰50年の節目に、8月2日〜8月7日(日)まで、東京都写真美術館ホールにて上映されることが決定した。東京写真美術館ホールでは『ドキュメンタリー沖縄戦〜知られざる悲しみの記憶〜』も同時上映される。

太田監督は「前作『ドキュメンタリー沖縄戦』は一昨年、昨年と2度も劇場公開され大評判となった。しかし、心残りだったのが、スケジュールが合わず白梅学徒の取材ができず、前作で紹介することができなかったこと。それがようやく実現したのが今回の作品。多くの日本人がその存在さえ知らない白梅学徒。ひめゆり学徒だけではない。10代の少女たちが戦争に巻き込まれる悲しみと葛藤を伝える。ロシア×ウクライナの戦闘が続く今、戦争の悲劇を見つめる機会にしてほしい」とコメントを寄せた。

この機会に『乙女たちの沖縄戦~白梅学徒の記録〜』を通して沖縄について、沖縄戦について考えよう。

映画『乙女たちの沖縄戦~白梅学徒の記録〜』
2022年8月2日(火)〜8月7日(日) 東京・東京都写真美術館ホールにて上映

【ドラマパート】
<出演>實川結、森田朋依、實川加賀美、永井ゆみ、城之内正明、響一真、加藤亮佑、ヒロ=J・C片岡、海老沢貴志、藤真由美、布施博
<監督>松村克弥
<脚本>太田隆文

【ドキュメンタリーパート】
<証言者>中山きく、武村豊、當山富士子、大宣味ハル子、我喜屋敏子、大城千代子、翁長健治、山内平三郎
<聞き手>森田朋依
<構成・監督>太田隆文