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【伊是名島特集4】島特産の泡盛で大地の恵みと職人のこだわりに酔う

2016年9月18日

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島の行事や祝いの席には欠かせない泡盛を60年以上にわたって作り続けている伊是名酒造所。1949年創業の工場は歴史が感じられる建物で、一歩入るともろみの香りが漂い、年季の入った金属製の大きな麹棚や仕込みタンクがずらりと並ぶ。“隠れた銘酒が作られている”そんな雰囲気が広がっていた。

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工場内を案内してくれたのは仲田輝仁(なかだ・てるひと)さん。酒造所は祖父の輝信(てるのぶ)さんが開いた。仲田さんは、一度島を離れるが15年前に酒造所を引き継ぐために戻り、現在は3代目として工場長を務めている。

泡盛の製造は、まず一度に米800kgをドラムで洗い、蒸気で蒸す。温度が下がると泡盛の香りや風味の素となる黒麹菌を米と混ぜ、朝まで寝かす。麹棚に広げ麹菌の繁殖を待ち、仕込みタンクに移して、水と酵母を混ぜ、20日間発酵させる。これがもろみ。

次にもろみを蒸留機に移し替え、ボイラーで加熱し、さらに冷却器でゆっくり冷やす。この時のもろみの蒸気が泡盛となるのだ。その後、貯蔵タンクや甕で熟成し、飲めるようになるにはそれから約1年。さらにまろやかな古酒にするには3~10年寝かせるという。

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製造工程の中で一番苦労するのがもろみの温度管理だと仲田さんは話す。温度によって風味が大きく変わってしまうので一定を保たなければならないが、混ぜ合わせる麹菌や酵母は生き物なので少しも目が離せない。休みなしで温度を調整しているとのこと。

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「長年やっているけど、こればかりは難しい」と苦笑いの仲田さん。温度をデータ化しているが、ほんの少しの変化が味を大幅に変えるという。「データでははじき出せないんです。いきなり美味しくなったりする。でもそれが面白いんですよ」と熱く語ってくれた。

伊是名酒造所では生産の工程はすべて手作業。仕込みも1日500本の瓶詰めもラベル貼りも。苦労を惜しまず、さらに水は不純物を取り除いた島の湧き水を使用。独特のまろやかさと深みのある味わいはここから来ている。

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代表的な銘柄は、常備酒といわれるほど昔から島で愛されている「伊是名島」。どっしりとした味わいで島外にも根強いファンを持つ「常磐」。丸みのある味とバニラのような甘い香りが特徴で、女性からも人気の高い古酒「金丸」。伊是名島産の米を原料とした「尚円の里」がある。

オススメの飲み方はロックか水割り。寒い季節には香りを楽しみながらお湯割りで。天然の湧水を使用した泡盛。良い水で仕上げているので、おいしい水とおいしい氷で味わってほしいと仲田さんは話す。

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昔ながらの製造方法で今も変わらず島の人々に愛されている伊是名酒造所の泡盛。ここでしか作り出せない自慢の銘酒が揃っているので、島を訪れた際はぜひ立ち寄って職人のこだわりを見てほしい。それから味わう泡盛は格別の一杯となるだろう。

「合資会社伊是名酒造所」
住所:沖縄県伊是名村字伊是名736番地
TEL:0980-45-2089
FAX:0980-45-2614
営業時間:平日8:30~17:30 土曜日8:30~12:30
定休日:日曜・祝祭日

「伊是名酒造所」公式サイト

「沖縄県伊是名村ふるさと納税」